海の体験

島といえば海!瀬戸内海の島ならではの色々な船体験を楽しめます。

櫂伝馬競漕(かいでんまきょうそう)

櫂伝馬とよばれる木製の船に舵取り・太鼓打ち・漕ぎ手14人およびインストラクターが乗り込み、太鼓の調子に合わせて漕ぎ進みます。
潮の流れにうまく乗り気持ちをひとつに合わせると想像以上のスピードが出ます。練習後はレースに挑戦します。
最大人数 112名 所要時間 3時間 受入期間 5月~10月
 

200年以上もの伝統を誇る櫂伝馬競漕とは?

櫂伝馬競漕櫂伝馬のルーツは、瀬戸内海の海賊(水軍)が使っていた小回りのきく伝令船、偵察船だと言われています。
大崎上島では毎年、木江十七夜祭、東野住吉祭において地区ごとに1隻の櫂伝馬を出し、その速さを競う伝統行事「櫂伝馬競漕」が行われます。
それぞれの櫂伝馬に船頭、太鼓、漕ぎ手等18人が乗り込み、心を一つに独特の掛け声と太鼓で調子を合わせて櫂を漕ぎます。その姿は、かつてこの地を縦横無尽に駆け回った海賊の雄姿を彷彿とさせ、見る人を熱狂させます。

櫂伝馬の仕組み

櫂伝馬の仕組み

商船学校練習船「広島丸」

商船学校練習船「広島丸」
広島商船高等専門学校の練習船「広島丸」の乗船体験。船内でグループに分かれて船内案内、甘藻観察、舵取り体験、エンジンルーム内見学、ロープワーク等を学べます。
最大人数 100名 所要時間 3時間 受入期間 9~10月
 
舵取り体験 エンジンルーム内見学 船内安全講習
舵取り体験 エンジンルーム内見学 船内安全講習

甘藻(アマモ)って?

甘藻大崎上島はアマモの群産地で有名。アマモは魚の育成に必要なプランクトンや稚魚や稚貝などの絶好の棲み家です。全部で1,400種類ある海藻のうち、大崎上島には300種類が数えられるほど数多くの海藻があります。幼い生命がそこで生まれ育ち、まさに「魚のゆりかご」です。
アマモの別名は「竜宮の乙姫の本結いの切りはずし」と、ロマンあふれる名前です。